養殖魚は、責任を持って行われている限り、地球に害を与えることなく、増加する世界の人口を養う上で重要な役割を果たします。

国連によると、世界の人口は過去100年間で4倍に膨らみ、今世紀末までには、推定で109億人に達するということです。ここで大きな問題となるのが、どのように、これほど多くの人々を養うかという点です。

私たち人間は、環境や気候変動に悪影響を及ぼすことで、この問題をさらに複雑にしています。この多くは、私たちの食料生産方法により引き起こされています。

ですから、環境への影響を持続可能なレベルに減らし、将来の世代のために地球を保護しながら、これほど多くの人々を養うにはどうすれば良いか、と問うほうが的確でしょう。

責任ある水産養殖の役割

こうした問いは複雑です。増大する世界人口を維持し、乱獲を減らしつつ、環境への影響を減じるために、私たちは多くのことを行う必要があります。責任ある水産養殖は、天然魚への負担を和らげると同時に、世界を養うのに役立つ、ヘルシーで手頃なタンパク源を提供できるという点で、重要な役割を担っています。また、ほとんどの水産物の生産は、陸上における肉の生産よりも二酸化炭素排出量が少なく、当然、使用する土地も少なくて済みます。

水産養殖業の歴史は数千年前にさかのぼりますが、技術の進歩、そして、世界における天然水産資源への負担が増大するのに対応して、ここ数年でようやく、産業として本格的に普及してきました。

破壊的な漁業や乱獲により、 33%の天然水産資源がすでに生物学的限界に達しています。つまり、天然魚種の個体量は、再び捕獲される前に、数を増やす時間がないのです。

水産養殖により、すでに世界の魚介タンパク質の半分以上が提供されており、その割合は年々、増加しています。また、増え続ける人口を養うのに必要なタンパク質をさらに提供する可能性を備えています。これはすでに、発展途上国にとっては重要な問題となっています。国連によると、多くの発展途上国、特に小さな島々で消費される動物性タンパク質の半分を水産物が占めています。

水産養殖を正しく行う: ASCの役割

ここまでのところ、良い点ばかりに触れてきましたが、あらゆる食料生産と同様、水産物の養殖も、環境および社会的な影響を及ぼします。これには、水の使用、汚染、あるいは化学物質や薬物への過度の依存などが含まれます。水産養殖が世界の食料需要の高まりに対する解決策の1つとなるのであれば、責任を持って行われなくてはなりません。そして、ここでASCが役割を果たすことになります。

ASCのメンバーは水産物が大好きです。地球と人々を尊重し、気候変動を防ぎながら、業界が、増え続ける世界の人口を養う上で重要な役割を果たせるよう支援しています。当組織は、基準を策定し、独立した認証制度を監督して、皆さんが購入して口に入れる水産物製品が、地域社会、労働者、あるいは環境に害を与えることなく、責任を持って生産されるようにしています。 それぞれが役割を果たしましょう。

ロゴをお探しください!

私たち同様、水産物が好きで、責任を持って養殖された製品により、世界の増加する人口を養うのに重要な役割を果たしたいとお考えの方は、ぜひ、お買い物や外食をされる時に、ASCのロゴをお探しください。ロゴが見当たらなければ、その理由を尋ねましょう!

養殖の基本

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