ASC 認証
ASC 認証について
信頼性の高い基準
ASCはISEAL(国際社会環境認定ラベリング連合)のメンバーであり、ASCの基準は、複数のステークホルダーによる意思決定プロセス、透明性の確保および科学的根拠に基づく要求事項の設定を基本原則とし、ISEAL(国際社会環境認定ラベリング連合)のガイドラインに準拠して策定および定期的な改定が実施されている。
ASC認証における各基準
ASC養殖場基準
養殖に関わる環境・社会面の重要な要素を総合的に評価する基準。養殖場の管理、水質および生態系への影響である環境面の管理、労働者の権利および労働環境、地域社会との関係、魚の健康と福祉などについて、科学的根拠に基づく要求事項を定め。また、従来の魚種別基準を統合した単一のグローバル基準として、対象魚種間における要求事項の一貫性を確保している。
FARM – 法令遵守と倫理的な運営
適用される法令の遵守、許認可の取得、透明性の確保、適切な管理体制の整備などを求める。
PLANET – 環境への影響の低減
水質管理、排出物の管理、周辺生態系および生物多様性への影響の最小化、資源の適切な利用などを求める。
PEOPLE – 労働環境や地域社会への配慮
労働者の権利の尊重、安全衛生の確保、差別の禁止、地域社会との適切な関係構築などを求める。
FISH – 魚の健康と福祉(アニマルウェルフェア)
適切な飼育密度、疾病管理、取り扱い方法、絞め方法などについて、魚の健康および福祉への配慮を求める。
ASC飼料基準
養殖に使用される飼料について、原料の調達から製造に至るまでの過程において、環境や天然資源への影響、人権および労働への配慮を求める基準。さらに飼料原料のリスク評価を通じて、環境や社会への影響を把握し、責任ある原料調達を促進することを目的としている。
- 環境負荷および二酸化炭素排出量の削減に取り組む
- 気候変動および生物多様性への影響への対応を求める
- 労働者の権利の尊重、労働条件の改善、地域社会への配慮
- 責任ある原料の供給者からの調達や、漁業の慣行改善を奨励
- 森林破壊や土地転換などの環境リスクを軽減し、これらを防止する目標を設定
ASC CoC基準およびASC CoCモジュール
認証された水産物が、非認証のものと混ざることなく消費者に届くよう、加工・流通の全過程で管理される基準。またASC CoC認証取得者は、追加のCoCモジュール要件も満たすことで、食品安全や抗生物質検出などの重要事項に対応し、水産物サプライチェーンの適正管理とASCラベルの信頼性を確保している。
※第三者認証機関による審査
すべてのASC認証は、独立した審査機関によって、客観的かつ透明性の高い審査が行われる。