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CoC認証について

ASC認証サプライチェーンとASCラベル付き水産物の信頼性を、消費者に届くまで守ります。

ASC Chain of Custody(CoC)認証を取得する事業者は、サプライチェーン全体に適用されるトレーサビリティおよび分別管理の基準であるMSC CoC基準に基づいて認証されます。さらにASC CoCモジュールにより、追加要件が適用されています。現在ASCでは、このCoCモジュールの改訂を進めています。詳細はこちらをご覧ください。

ASC Chain of Custody(CoC)認証は、ASCラベルライセンス契約と併せて取得することで、最終製品にASCラベルを表示することを可能にします。

この認証により、ASC認証水産物がサプライチェーン全体を通じて適切に管理され、トレーサビリティが確保されます。これにより、サプライチェーンにおける水産物の不正リスクを低減するとともに、消費者が選ぶ水産物が責任あるASC認証養殖場に由来するものであることを保証します。

ASC Chain Chain of Custody(CoC)認証

ASCでは、ASC認証またはASCラベル付きとして販売される水産物の原料を確認するために、MSC Chain of Custody基準を採用しています。

この仕組みにより、ASC認証水産物とMSC認証水産物の両方を取り扱う企業は、一度でどちらの審査を受けることが可能となり、審査プロセスの効率化につながります。

ASC CoCモジュール

ASC CoC認証を取得する事業者は、MSC Chain of Custody基準に加えて、ASC CoCモジュールの要件にも適合する必要があります。

このモジュールでは、食品安全や抗生物質検出などに関する追加要件を定めており、水産物サプライチェーンの信頼性をさらに高めることで、ASCラベルの保証価値を強化しています。

 

ASCは、ASC Chain of Custody(CoCモジュール)の改訂に関する第2回コンサルテーションを実施しました

ASCは、2025年に実施した予備的コンサルテーション(サマリーレポートはこちら)を踏まえ、ASC Chain of Custody(CoC)モジュール改訂に関する第2回コンサルテーションを実施しました。

改訂後のASC CoCモジュールは、トレーサビリティにとどまらない、より広い対象範囲を反映するため、ASC Supply Chain Module(サプライチェーン・モジュール)という名称になります。

本コンサルテーションは、2026年3月2日から5月17日まで実施され、以下の提案について多くの貴重なご意見をお寄せいただきました。

  1. 人権
  2. 人道的な絞め
  3. 食品安全に関する修正
  4. トレーサビリティおよび適合性に関するその他の変更
  5. ASCサプライチェーン資料

ご意見は、英語・フランス語・日本語・スペイン語・ベトナム語で募集されました。

本スライド資料(日本語版)では、コンサルテーションの対象となる提案について、背景情報および説明を掲載しています。

ASC Supply Chain Module (日本語)の完全なドラフトはこちらからご覧いただけます。

人権に関する提案には、認証取得事業者がASC人権行動規範(ASC Human Rights Code of Conduct)を実施し、人権ポリシーを公開することが含まれています。
また、この提案には、CAB(審査機関)および審査員に対する具体的な責任も含まれます。

人道的な絞めについては、養殖場以降のサプライチェーンにおいて絞めが行われる場合、ASC養殖場基準の特定の要件を適用することを提案しています。

さらにASCは、食品安全に関する要求事項を維持しつつ、特定の修正を行うこと、ならびにトレーサビリティおよび適合性の改善を提案しています。

ご質問がございましたら、assurance@asc-aqua.org までご連絡ください。

2025年5~6月に実施した事前ステークホルダー協議

2025年5月から6月にかけて、ASC CoCモジュール改訂に関する事前ステークホルダー協議を実施しました。世界中の関係者から100件を超える回答が寄せられ、主に以下のようなテーマについて意見をいただきました。

  • 改訂プロジェクトのToR(Terms of Reference:作業範囲・目的)
  • サプライチェーンにおける人権課題への対応方法
  • 人道的なと絞め(Humane Slaughter)要件の導入
  • 食品安全、デジタルトレーサビリティ、ASC改善製品(ASC Improver Products)などその他のテーマ

ステークホルダーからのフィードバックおよびASCの対応については、概要報告書(Summary Report)をご参照ください。.

改訂されたASC CoCモジュールの具体的な提案内容については、2026年3月から60日間の追加協議を実施する予定です。

以下の資料もご参照ください:

ASC CoCモジュール改訂についてご質問がある場合は、 Wendy Bantaまでお問い合わせください。

サプライチェーン企業への人権要件の導入

  • MSCは、CoC認証取得企業がMSC CoC要件を満たす方法として利用できた第三者労働監査(Third-party Labour Audits)の選択肢を廃止しました。
  • ASCのビジョンおよびミッションには、環境面だけでなく社会的責任も含まれており、それは飼料、養殖場、そしてサプライチェーンにおいて水産物の加工・販売を行う企業にも適用されます。
  • この社会的要件との整合性を図るため、ASCは養殖場以降のサプライチェーン企業に対する人権要件を導入することを目指しており、これは現在進行中のASC CoCモジュール改訂プロセスにおける重要な検討項目です。
  • ASCは、事前通知型の社会監査(Social Audit)だけではサプライチェーン上のすべての人権問題を解決できないことを認識しています。しかし、それは企業が社会的責任への取り組みを示すための有効な手段の一つであると考えています。
  • 人権遵守を十分に保証するためには、複数の対策を組み合わせた「多層的(Layered)」なアプローチが必要であるとASCは考えています。
  • 上記の内容を含む改訂版ASC CoCモジュールは、2026年11月に発行され、ASC養殖場基準(ASC Farm Standard)の発効日に合わせて、2027年5月に施行される予定です。
  • 改訂版ASC CoCモジュールが発効するまでの移行期間中は、ASC CoC認証保有者に対して引き続きMSCの労働要件(Labour Requirements)が適用されます。
認証を取得するためには、独立した審査機関による審査を受ける必要があります。

COC認証説明動画(YouTube)

CoC認証について(標準バージョン)

CoC認証とは何か、なぜ必要なのか? ASC/MSCのラベルの意味(3:26 min)

CoC認証について(レストラン向けバージョン)

消費者向け事業者用、メニューでのラベルの使用方法(6:10 min)

CoC認証について(鮮魚売場向けバージョン)

消費者向け事業者用、鮮魚売場でのラベルの使用方法(6:58 min)