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ASC 認証つきサケ が日本初上陸

7月 13, 2017

28|02|2014

日本最大の小売りネットワークを展開するイオンリテール(株)は、日本で初めてとなる水産養殖管理協議会(ASC)認定のサケを発売します。本日、イオンリテール(株)と世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、ASC 認証つきサケが日本中のイオン各店で発売されることを記念する共同イベントを開催しました。

イベントには、地元の消費者、メディアそして利害関係者から多くの方が出席されました。セッション中に、イオンリテール(株)、WWF ジャパン、ASC そして日本レロイ(株)の代表から、責任あるサケ養殖の必要性を強調され、「責任ある養殖場」で生産された ASC 認証つきサケが日本市場にもたらす意義について説明されました。

イオンリテール(株)の松本金蔵水産商品部長は、同社の取り組みについて、「イオンは持続可能な水産物を支援できることを誇りに思っています。ASC 認証つき養殖アトランティックサーモン[m1] を市場に投入することで、魚をお買い求めに来られるお客様に提供できる、責任ある商品の選択肢を拡充することができ、非常に嬉しく思っています。パックに付けられた ASC 認証マークは、環境と社会への負荷が最小化に抑えられていることが確認された養殖場で生産された保証です。」と述べています。

ASC の最高経営責任者(CEO)である Chris Ninnes は、イベントの講演でイオンの取り組みを称賛しました:「責任ある養殖場で生産された ASC 認証つきサケを調達し、販売するという日本全国におけるイオンの取り組みを非常に嬉しく思います。サケの養殖は世界的に行われており、消費されるサケの 3 分の 2 は養殖されたものです。サケの養殖産業は成長が期待されていますが、そのため責任を持って養殖事業を管理することがますます重要になっています。

世界では、ASC 認証マークが急速に広まっています。現在、35 カ国で 950 種類以上の製品が ASC 認証を受けています。また、今年 1 月だけでも、新たな 9カ国で 100 個近い製品が追加されました。そして、責任ある養殖場で生産されたサケを世界そして日本で発売することは、責任ある水産業を後押しする助けになります。

 

最初に ASC 認定を受けたサケ養殖場

イオンリテール(株)は、レロイ・シーフード・グループのレロイ・オーロラ社アロヤ養殖場から ASC 認証つき養殖アトランティックサーモンを調達します。

レロイ・シーフード・グループASA と Salmar ASA が所有するノルウェーの Villa Arctic AS Jarfjord ファームは、2014年1月に世界で最初に ASC 認証を受けた養殖場です。レロイMidt Hogsneset Nord ファームも最近認証を受けました。

 

責任ある養殖事業を実証

ASC サケの認証基準は何百もの多様なステークホルダーのグループによってされ制定されており、サケ養殖における最も厳しいグローバルな要求が含まれています。

ASCサケの認証基準を満たした養殖場では、認証つきサケの養殖による環境や社会への影響を最小限に抑えた養殖方法が採用されていることを実証する責任があります。

ASC 認証を受けた養殖場は、きれいなシーフード、きれいな水、そして健康な魚を提供し、種と野生の個体群の多様性を維持し、厳格な飼料要求事​​項を遵守し、社会的責任を果たします。

 

保証されたトレーサビリティ

ASC 認証つきサケは、パックの ASC 認証マークにより簡単に見分けることができます。ASC 認証マークは既に 126 種類のサケ商品に付けられており、これは ASC 認証つきの製品全体の 15% におよびます。

また、ASC 認証マークは、独立の「責任ある魚の養殖場」から供給されたのものであることを意味します。

ASC 認証つきのシーフードは、サプライチェーンを通じて責任ある魚の養殖場まで遡ることができます。生産流通(CoC)認証を得るには、サプライチェーンにおける各企業は厳格な要件を満たす必要があります。また、商品の混合や偽装を防ぐトレーサビリティシステムを備えている必要もあります。

イオンでは、日本市場で ASC 認証つきサケを販売することで、責任のある養殖場で生産された魚介類に関してお客様に精通していただくだけでなく、責任ある魚の養殖場を支援したいとも考えています。

「責任ある選択」をしたと確信できる魚介類への消費者の需要は年々増加しており、イオンの取り組みにより、そのようなお客様からの期待に応えることができると確信しています。

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