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イオン株式会社がASCで認証されたエビの販売を日本ではじめました。

7月 13, 2017

17|12|2015

にぎやかな年末年始シーズンにあわせ、日本の大手小売企業であるイオンリテール(株)は、ASC認証を取得し、責任をもって養殖されたエビの国内販売を開始しました。

イオンオリジナルブランド、グリーンアイのボイルむきえびは、ASC認証を取得した商品で、日本は初めての販売であり、これは、企業の責任をもって養殖された水産物の調達を継続してめざす取り組みのひとつのステップです。2014年、イオンはASC認証のサーモンとパンガシウスの販売を始め、2020年までにASC、およびMSC認証水産物販売を10%に拡大する方針を発表しました。

イオンリテール(株)水産企画部部長松本氏は、「ASC認証を取得したエビの小売販売が開始できたことを喜ばしく思っています。責任をもって調達された水産物を、できるだけ多くの消費者への提供を目的とし、国内最大手の水産物取扱い企業として、認証商品の展開が、消費者が責任をもって養殖された水産物を選択できるようにするためのものと考えています」

水産養殖管理協議会(ASC)の商業マーケティング部長 の Esther Luiten氏も、「イオンが日本でASC認証エビの販売を始め、ASC認証商品を販売することへのイオンのさらなる決意をうけ、うれしく思います。イオンは、信頼できる生産業者からの魚介類調達へ継続的に力を入れています。ASCの水産養殖認証プログラムと認証ロゴは、信頼できる水産物であることを認証し与えられます。ASCは世界中の生産者、サプライチェーンの企業、そしてスーパーと協力し、増大する消費者の需要に対応できるよう努めています。」とコメントを付加しています。

イオングリーンアイのボイルむきえびは、CPベトナム社のASC認証養殖場から調達されたものです。

 

加工・流通過程管理がさらなるトレーサビリティを確保

商品に貼られたASCロゴは、店頭で消費者が情報を元に選択することを可能にします。また、消費者の購入する魚が、責任ある方法で調達されていること、社会的、環境的への影響は最小限にされており、また管理の行き届いた生産業者まで特定できることを保証しています。
ASCは、商品の混在、偽装が起こらないよう、認証水産物を扱っているすべての企業に、トレーサビリティシステムの導入を義務づけています。

水産物がいつまでも食べられるように、海が健康であるように、そして養殖場がある地域社会の長期的な生活を維持できるように、このロゴはサプライチェーン全体を通じてトレーサビリティーを確保しています。

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