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国際女性デーにラテン系女性の活躍:ウーメン・イン・オーシャン・フードの女性イノベーターたちをASCが支援

3月 26, 2024

メキシコ、ラパス市。水産養殖管理協議会(ASC)は、水産養殖やブルーエコノミーの世界に飛び込む女性達を支援できることを誇りに思っています。コンサベーション・インターナショナル・ベンチャー社(Conservation International Ventures)とハッチ・ブルー社(Hatch Blue)とのパートナーシップによる特別な機会に恵まれ、各分野で活躍する女性達がメキシコのラパス市に集まり、ブルー・フード・コミュニティと地域の食糧システムの発展を促す革新的なアイデアを発表しました。

ASCのサプライチェーン保証責任者であるウェンディー・バンタは、このイベントに出席し、サプライチェーン全体にわたる責任ある養殖の役割と利点について語りました。

女性の主導する企業13社が、2024年1月、ウーメン・イン・オーシャン・フード・イノベーション・スタジオ(Women in Ocean Food Innovation Studio)に集結し、そこで2週間におよぶメンターシップとネットワーキングの集中プログラムに参加したメンバー達は、各々のビジネスアイデアを共有しました。また、参加者達はビジネスモデルを構築し、プレゼンテーション力を向上させ、市場でのビジネスチャンスを特定するとともに、ブルーエコノミー全体のネットワークを拡大するための支援を受けました。

そしてさらに、業界のリーダーとペアを組み、熱心なベンチャー慈善活動家やインパクト投資家と引き合わされました。ここではハッチ社やコンサベーション・インターナショナル・ベンチャー社から追加投資を誘致できる可能性がありました。

ウェンディー・バンタは、今回の経験について、次のように述べています。「水産養殖やその他の水産食品業界を変革している、意欲的で有能な女性たちとの交流は、洞察に富み、インスピレーションを得ることができました。ASCは、責任ある水産養殖を実現するための知識、支援、ネットワークを提供することで、彼女達のビジネスモデルに環境と社会的責任を取り込み、安定した成長と発展を強化していく援助を提供できます。」

ハッチ社の共同設立者でありパートナーでもあるウェイン・マーフィー氏は、次のように語りました。「世界的にもこのような類まれなイベントに参加できたことを、本当に光栄に思います。起業家、投資家、産業界、政府代表など、女性の講演者ばかりが登壇し、会場は立ち見で埋め尽くされました。ブルーエコノミーにおける包括性と多様性の向上は、この業界の将来にとって極めて重要であり、このような素晴らしい女性の才能と経験を紹介する活気あるイベントは、今後、例外ではなく、むしろ規範となるべきです。」

バイオテクノロジーから遺伝学、健康、サプライチェーンに至るまで、講演で取り上げられたトピックは豊富で多岐にわたりました。イベントに参加した、エンセナダ漁業復興支援団体(Organización de Pescadores Rescatando la Ensenada: OPRE)は、メキシコを拠点とする女性だけの牡蠣養殖場協同組合で、主な養殖方法として吊り下げ式を採用しています。OPREは今回のイベントでベスト・ピッチ賞を受賞しました。

トレス・ペセス・ペスカデリア社(Tres Peces Pescadería)は、漁師と市場をつなぐチリとしては初の移動式魚屋を手掛けています。その一方で、同じくチリのアクィット社(AQUIT)は、抗生物質に代わる感染症の予防治療薬を開発しました。この予防薬を飼料に混ぜてわずか7日間使用するだけで、自然免疫力を高め、生存率を向上させることができます。

また、海藻も多くのイノベーターの間で注目の的となっています。ブラジルに本拠を置くフィコラボ社(Phycolabs)は、石油化学製品に代わる繊維や素材を作るために海藻を使用しています。地域密着型のベリーズ女性海藻養殖業者協会(Belize Women’s Seaweed Farmers Association)は、垂下式養殖技術を採用し、ブランド力の強化、マイクロビジネス、共同イニシアティブを通して、付加価値の高い海藻製品の開発とマーケティングを積極的にサポートしています。メキシコとノルウェーを拠点とする新興企業、タラソ社(Thalasso)はサルガッサ海藻から高価値の成分を抽出するためにコンテナベースのマイクロバイオ精製工場を建設し、世界中の海岸線に悪影響を及ぼしているサルガッサ海藻から有益で商業的な製品を生み出しました。

アクィット社のCEOであるダイアナ・アレルボン氏は、次のように語っています。「洞察に満ちた情報と素晴らしい講演者やメンターが揃った、非常にユニークなプログラムでした。すべてのチームの間に結束した協力の精神が生まれ、築かれた絆は、スタートアップを成長させるというエキサイティングかつ困難なプロセスを乗り越えていく上で、必ずや私たちを助けてくれるはずです。さらに、ASC認証の基準、制度、ツールにある背景を学び光栄に感じました。アクィット社の主な目標のひとつである水産養殖における抗生物質使用の削減を推進する上で必要不可欠な知識です。」

今回のラテンアメリカの有志の集まりは、世界に焦点を当てた最初のウーメン・イン・アグリカルチャー・スタジオ(Women In Aquaculture Studio)が2021年にオンラインで開催されてから3年、そして、インドネシアのバリ島で開催されたウーメン・イン・オーシャン・フード・イノベーション・スタジオ2022( Women In Ocean Food 2022 Innovation Studio)から3年を経たイベントとなりました。同様のイベントが今後、ラテンアメリカやアフリカで引き続き、開催される予定です。

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