ASCラベルが
新しくなります
お店で養殖の水産物を選ぶときの目印、ASCラベル。新しいデザインには、魚を育てる人から、選ぶ人までをつなぐ思いが込められています。
注目してほしいのは、魚をやさしく包み込む「手」
この手は、魚を守るだけでなく、養殖に関わる人と環境、そして消費者を一つにつなぐ象徴です。
魚の健康や福祉に配慮する人、海や周辺環境、地域社会との共生に取り組む人。そして最後に、その商品を選ぶ消費者。ラベルの中に、この一連のつながりを表現しています。
| 魚を大切に育てる人 | 海と周辺環境を守る人 | ASCラベルを選ぶ人 |
|---|---|---|
| 養殖場で魚の健康や福祉に配慮しながら、日々の生産に取り組む人たち。 | 水質や生物多様性、地域社会への影響を考え、より良い養殖を支える人たち。 | ラベルを目印に商品を選び、その選択を通じて取り組みを後押しする消費者。 |
なぜ、ラベルが変わるの?
見た目を変えることだけが目的ではありません。より気づきやすく、意味が伝わり、信頼できるラベルを目指した刷新です。
- もっと身近に感じてもらうため
店頭やSNSで目にしたときに、まず気づいてもらうこと。そして「このラベルにはどんな意味があるのだろう」と関心を持ってもらうことを目指しています。
- 根拠のある情報を、より明確に伝えるため
環境やサステナビリティに関する表現には、明確な根拠がこれまで以上に求められています。そこで、新しいラベルと内容を明確にした主張文を合わせて導入します。
背景にある、EUの新しい消費者保護ルール
EUでは、消費者が信頼できる情報をもとに商品やサービスを選べるようにするための指令が、2026年9月27日から適用されます。
EU DIRECTIVE
EmpCo
Empowering Consumers
for the Green Transition
「グリーン移行に向けた消費者のエンパワーメントに関する指令」の通称です。グリーンウォッシングや、裏付けのない環境主張・ラベルから消費者を守ることを目指しています。
日本では、いつから変わる?
2026年10月1日から、新しいラベルのデザイン申請が始まります。商品ごとに順次切り替わるため、店頭では少しずつ新しいラベルを目にするようになります。
| 2026年10月1日 新ラベルの申請開始 | 2027年4月1日 旧ラベルの新規申請終了 | 2027年12月31日 世界で移行完了予定 |
|---|---|---|
| 日本を含むEU以外の市場で、新しいラベルと主張文のデザイン申請が始まります。 | 旧ラベルと旧主張文を使った新規の申請受付が終了します。 | 旧ラベルから新しいASCラベルへの世界的な移行を完了する予定です |
移行期間中は、商品のパッケージ切り替え時期によって、新しいラベルと旧ラベルの両方が店頭に並ぶ場合があります。
新しい「手」のデザインを、ぜひ覚えてください
ASCラベルは、環境と社会に関するASCの基準に照らして、独立した第三者による審査を受けた養殖場から届く水産物の目印です。お買い物の際は、パッケージや売り場で探してみてください。
FAQ
よくある質問
10月1日から、すべての商品が一斉に変わりますか?
いいえ。10月1日は、日本で新しいラベルを使用したデザインの申請が始まる日です。商品や企業ごとのパッケージ更新に合わせて、順次切り替わります。
移行中に見かける旧ラベルもASC認証の目印ですか?
はい。移行期間中は、新旧両方のラベルが店頭に並ぶことがあります。デザインは変わりますが、ASCの認証制度と独立した第三者審査の仕組みは引き続き維持されます。
新しいラベルは日本だけのものですか?
いいえ。新しいASCラベルは世界共通で導入されます。EUから移行を始め、日本を含むEU以外の市場でも2026年10月1日から申請が始まります。